アヒ・デ・ガジーナ Ají de Gallina

aji-de-gallina-01.JPG名店プカラのアヒ・デ・ガジーナ

アヒ・デ・ガジーナってどんな料理? 

アヒ・デ・ガジーナ(Ají de gallina)は、ペルーを代表する伝統料理で、ガジーナ(雌鶏)をアヒ(唐辛子)のクリームソースで煮込んだ料理です。
チキンのシチュー、チキンのスパイシークリーム煮込み、もしくは、ペルー版のチキンカレーと言った方がイメージが湧くかもしれませんね。
唐辛子が入っていますが、チーズと牛乳で味がまろやかになるので食べやすく、日本人の口にも合う料理だと思います。
aji-de-gallina-02.JPG庶民的なレストランのアヒ・デ・ガジーナ

どうやって作るの?

主な材料は、玉ねぎ、鶏肉、チーズ、牛乳、アヒ・アマリ―ジョ (黄唐辛子)、パンもしくはクラッカー、ジャガイモです。
炒めた玉ねぎと、茹でてほぐした鶏肉を出し汁と一緒に、チーズ、牛乳、アヒ・アマリ―ジョ (黄唐辛子)で作ったソースで煮込みます。
ソースは、パンもしくはクラッカーを入れてとろみをつけます。スパイスは、塩、こしょう、クミン、にんにくなど。
aji-de-gallina-03.JPGアヒ・デ・ガジーナを煮込んでいるところ
 
レタスと茹でたジャガイモをお皿にのせ、その上に、アヒ・デ・ガジーナをたっぷりかけます。
飾り付けに、ゆで卵とオリーブを上に飾って、ご飯と一緒にいただきます。
aji-de-gallina-04.JPG手作りのアヒ・デ・ガジーナ

アヒ・デ・ガジーナの起源

アヒ・デ・ガジーナ の誕生についてですが、 16世紀ごろ、スペイン人が「マンハール・ブランコ(Manjar blanco)」と言う、鶏肉、ご飯、砂糖、アーモンド、牛乳で作る料理をペルーに持ち込んで、それが進化したものだという説があります。
また別の説によると、コロニアル時代のペルーでは、肉の中でも雌鶏が一番ポピュラーだったそうです。
裕福な人は雌鶏の肉を料理し、骨を捨てていましたが、貧しい人たちがその骨を拾い、わずかに残っている肉をそぎ取り、パンやスパイスを混ぜて食べたものが始まりだとか。
時代と共に、リマ料理の一つになり、味つけを良くする為、唐辛子を加えるようになり、「アヒ・デ・ガジーナ」という名前になったそうです。現在では、雌鶏ではなく雄鶏で作るのが主流なので、本来なら「アヒ・デ・ポジョ(雄鶏 pollo) 」のはずですが、名前はそのまま「アヒ・デ・ガジーナ(雌鶏 Gallina)」として知られています。
アヒ・デ・ガジーナ は、ペルーの食卓でよく食されるメジャーな家庭料理ですが、ペルーの多くの伝統料理の観光レストランで注文できると思います。
旅行者の方にもペルーに来たら、ぜひ一度食べてみてくださいね!