クイ・アル・オルノ Cuy al Horno

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"クイ"って何?

クイ(Cuy)とはモルモット、もしくはテンジクネズミのことです。
ケチュア語では QoweもしくはQowiといいます。
英語ではギニア・ピッグ(Guinea pig)というそうです。
実はこのクイ、ペルーではなんと食用で、インカ時代からアンデス地方において貴重なタンパク源なんです!
cuy-al-horno-03.JPG白い毛のクイ

クイ・アル・オルノはどんな料理?

クイ・アル・オルノはクイを使った料理の代表的なもので、クイのオーブン焼きのことです。
(オルノHornoとは、スペイン語でオーブンを表します)
他にも、フライド・クイ「クイ・フリット Cuy frito」、クイを開きにして焼いた「クイ・チャクタード Cuy chactado」、クイの煮物「ぺピアン・デ・クイ Pepián de cuy」などのクイ料理が多数あります。
しかし、クスコで一番メジャーで、初めてクイを食べる人に向くのはクイ・アル・オルノ だと思います。
クスコの観光レストランでも、ペルー伝統料理を提供しているパチャパパやプカラなどのレストランで注文することができます。
(時間がかかるので、事前に予約したり、余裕を持って行くと良いでしょう)
cuy-al-horno-02.JPG家庭で調理したクイ


クイ料理の特徴

クイの肉は、他の肉よりもプロテインが多く(21%)、しかも脂肪が少なく(7%)、コレステロールがゼロ、 ということでとてもヘルシーな食材だそうです。
味付けには塩、クミン、にんにく、ワカタイ(ブラック・ミント)レモン、チチャ(トウモロコシを発酵させたお酒)、アヒ・ミラソルなどを使います。中にも香草をつめ、2時間ほど漬け込んでから、オーブンで45分ほどこんがりと焼きます。
肉自体はややくせがありますが、香草などでしっかり味付けされているなら、さほど気になりません。
見た目がグロテスクなので、ちょっと抵抗がありますが、食べてみると鶏肉のようなさっぱりした肉です。
クスコの多くの家庭では、クイを家畜として飼っています。
クイは高級な食材なので、特別な時に食べる料理です。
生きているクイは1匹20ソルぐらいで売っていますが、調理されたクイは広場などの露店の場合は40ソル程、観光レストランですと60ソル~70ソル程します。(クイは毛を全部むしったりと、下準備が大変なようです)
勇気のある方は是非チャレンジしてみてください!
ちなみに、クスコのカテドラルにある、「最後の晩餐」の絵にもクイが登場します。
カテドラルを見学される方は、是非探してみてくださいね。
尚、ペルーでは毎年10月の2週目の金曜日は、「クイの日」になっています。