グラナディージャ Granadilla

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グラナディージャ Granadilla
学名:Passiflora Ligularis
トケイソウ科トケイソウ属

グラナディージャってどんな果物?

パッションフルーツの仲間で、日本ではクダモノトケイソウと呼ばれることもありますが、ペルーでは同じパッションフルーツの仲間のマラクヤと区別するため、グラナディージャと固有の名で呼ばれます。
グラナディージャをグラナディラやグラナディリャと表記する人もいます。
南米の亜熱帯減産の果物で、主な生産地はコロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、そして中米コスタリカなど。
ペルーでも、とってもメジャーな果物で、市場やスーパーに行けば手に入ります。

グラナディージャは、同じ仲間のパッションフルーツにとても似ていて、卵型をしています。
パッションフルーツは強烈に酸っぱいですが、グラナディージャは英語名「スイート・パッション」の通り、 酸味が少なく甘くて美味しく、食べやすいフルーツです。

granadilla-02.JPGオレンジ色の卵型のグラナディージャ

カエルの卵見たいな見た目

殻を割ると、中にはドロッとした透明のジェル状に覆われた黒い種がぎっしり。(カエルの卵の用だという人もいますね)
実は、その種をボリボリ食べるんです。種自体は無味ですが、周りのジェル状のものが甘くて非常に美味です。
さわやかで強い香りもグラナディージャの特徴です。

食べ方ですが、生で中身をそのまま食べるのが一般的です。
上の部分をナイフで小さく切り取って中の種の部分をだし、、スプーンで中身をすくって食べます。
地元の人は器用に外側のオレンジ色の皮をバリバリと手で全部むいて(簡単に割れます)、内側の白い薄皮だけにし、穴を開けてそこからチューチューと吸って(しかも歩きながら)食べていますね。

granadilla-03.JPGグラナディージャの中身をすくったところ

グラナディージャは整腸作用がうれしい効能

グラナディージャは美味しいだけでなく、カリウム、カルシウム、リン、鉄分、食物繊維、ビタミンB1・B2・C・Aなど栄養素も沢山!
食物繊維が多いので整腸、便秘解消に最適です。 
鎮痛作用もあるので、筋肉痛・頭痛・生理痛にもいいようです。
他に、コレステロールを下げたり、貧血予防やガン細胞の抑制など、沢山の効能があります。

グラナディージャは 中身だけではなく、外側の皮も利用されています。
オレンジ色の外側の皮を煮たものを飲むと、咳止めにもなると言われています。

それから、スペイン語圏では、Fruta de los niños(子供のための果物)とも呼ばれ、免疫系を発達させるのに重要な働きをする胸腺を活発化させると言われています。

グラナディージャはお菓子に使われることはあまりなく、ジュースやヨーグルトのフレーバーになっていることが多いです。
ペルーのお土産にするなら、生のままでは持ち帰れないので、水に溶くだけのグラナディージャ・ジュースの素がお勧めです。