キヌア Quinua

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キヌア Quinua
学名:Chenopodium quinoa
ヒユ科アカザ亜科アカザ属

キヌアってどんな食材?

2013年が国連により「国際キヌア年」と制定されて以来、日本でもスーパーフードとしてすっかり定着してきたキヌア。
このキヌア、ペルーやボリビアなどのアンデスの高地が原産で、標高3,000メートル以上の所で栽培されています。
インカ時代から貴重な作物として親しまれ、ペルー人の食卓に欠かせない食材です。

quinua-01.JPG赤く色付いたキヌアの穂

キヌアは、ベージュがかった白い粒々(直径2mmほど)ですが、品種によっては、赤キヌア、黒キヌアなどもあります。

quinua-04.JPG黒キヌアの穂

ペルー人は、キヌアをスープに入れたり、キヌアとリンゴを甘く煮込んだ温かい飲物を朝食に飲んだりします。
観光レストランなどでは、キヌアのチャーハン、キノット(キヌアのリゾット)やキヌア・ブリュレなど、キヌアの創作料理が出てくることも。
キヌアは、味にくせがないため、様々な料理に使えます。

quinua-05.JPG手作りキノット(キヌア・リゾット)

キヌアは大注目のスーパーフード

キヌアは、「スーパーフード」と呼ばれるだけあり、栄養価がとにかくすごいです!
体内では合成できない、必須アミノ酸9つをバランスよく含んでいるんです。
NASAも、キヌアを「21世紀の主要食」と認め、宇宙食にも推奨しているほど。
1つの食材で必要なすべての栄養素を摂取することは普通できませんが、キヌアはそれに近い食品だとしています。

quinua-03.JPGキヌアとペルーの米の大きさの比較

お米と比べてみると、カルシウムは10倍、たんぱく質は2倍、鉄分は8倍、食物繊維は10倍、カリウムは6倍もあるそうです。
しかも、低GI値食品なので、ダイエットの強い味方です!
(*低GI食品とは:炭水化物が糖質に変わるスピードを数値で示したもの)

それから女性に嬉しいのが、フィトエストロゲン(植物性エストロゲン)を多く含むこと。
女性の美容と健康に欠かせないエストロゲンですが、年齢と共に分泌が減ってしまいがちです。
キヌアを食べることで、女性ホルモンを活性化し、美肌効果やアンチエイジング効果、更年期障害や骨粗しょう症予防にもなります。

またグルテンフリーなので、グルテン過敏症の人にも嬉しいですね。

キヌアの食べ方

さて、食べ方ですが、勿論、そのまま生では食べられません。
まずは、キヌアをよく洗ってお鍋で炊きます。
※キヌアは「サポニン」という配糖体の一種で覆われていて、よく洗わないと苦くて食べられません。サポニンは、水溶性で石鹸のような発泡作用があります。
洗う時の目安としては、この泡が出なくなるまで、何度も水で洗います。(これがえぐみを取るコツです)

(炊き方)
良く洗ったキヌアに水を入れます。
※水の量は、キヌアの量の二倍にします。
(お好みで塩を一つまみ入れてもOK)

quinua-06.JPGキヌアを炊いている途中

蓋をして10分ほど弱火で炊きます。(噴きこぼれないよう注意しましょう)
途中、かき混ぜたり様子を見ながら、水気がなくなるまで炊きます。
しばらくすると、胚芽が開いて、ひげのような芽が出てきます。
ひげが出て来て、芯が透明になりつつあったら、火を止めます。
(少し芯が白く残っていても大丈夫です)
5分ぐらいむらすと、ふわふわ・プチプチのキヌアの出来上がり~!

quinua-07.JPG炊きあがったキヌア

キヌアは、ペルーのスーパーマーケットでは必ず売っているので、お土産にするのもいいですね。
ただし、メーカーによっては砂利が混ざっていることもあるので、要注意です。
少し高くても、きれいなパッケージのものを選びましょう。