ペルーの言語

ペルーの公用語

ペルーの公用語は公式には以下の3つの言語です。

  • スペイン語
  • ケチュア語
  • アイマラ語

ですが、ほとんどの人はスペイン語を話します。ケチュア語のみ、もしくはアイマラ語のみを話す人はあまり多くありません。ただし、スペイン語とケチュア語、もしくはスペイン語とアイマラ語の両方を話すいわゆるバイリンガルの人は多くいます。

スペイン語という言語はスペインと中南米で広く話されているため地域ごとに独特の発音や言い回しがあるので、ペルーのスペイン語はスペインのスペイン語とは異なる点が沢山あります。同じ南米内であっても、それぞれの国で発音や語彙が異なりますが、意思の疎通は南米・スペインどちらでも問題なく行えます。

ケチュア語はインカ帝国の民族ケチュア族の言語で、かつてのインカ帝国の領土だった場所で広く話されていますが、やはり地域ごとに大きく異なっています。ケチュア・クスケーニョ(クスコのケチュア語)とケチュア・ボリビアーノ(ボリビアのケチュア語)ではかなり違いが多く、言葉が通じないこともしばしばです。またエクアドルではケチュアではなくキチュア語という名前の異なる言語が話されます。現在、ケチュア語のみを話す人は都市部から離れた村や集落に多く、都市部にはあまりいません。

アイマラ語はアイマラ民族の言語で、主にペルー南部のプーノやボリビアで話され、ボリビアでも公用語となっています。またチチカカ湖のウロス島(浮島)でもアイマラ語が話されています。話者はおよそ200万人と少なく、減少が心配されます。

ペルーのその他の言語

ペルーのジャングル地域(セルバ)には多くの少数民族が、今も昔からのスタイルを守りながら生活しています。彼らはスペイン語やケチュア語とも異なる言語を話し、部族ごとに言語も異なっています。アシャニンカ語、マチゲンガ語、アグアルナ語などおよそ60ほどの少数言語の存在が確認されています。琉球語やアイヌ語くらいしか少数言語の無い日本では想像できないほど多いですね。

ペルー人の英語

ペルーは観光が主な産業であるため、非常に大勢の人が観光業に携わっています。観光業に携わる人の多くは英語を話しますが、そのレベルはマチマチです。

スペイン語と英語は近い言語で、同じような単語も多いゆえに習得しやすいようですが、逆にスペイン語と英語が混ざって変な訛りになってしまう人もいます。例えば、friendという単語をスペイン語読みで「フリエンド」と発音したり、smileを「エスミル」と言ったりする人がいます。初めてスペイン語訛りの英語を聞くと理解できないかもしれませんが、スペイン語の訛りを理解すると徐々に慣れてきて何を話しているか分かるようになると思います。実際、英語のネイティブスピーカー達はペルーのスペイン語訛り英語をちゃんと理解できているようです。

ペルー、マチュピチュ旅行を楽しむためには、高校卒業レベルの英語が話せれば問題ないでしょう。