
8月3日から4日にかけて48時間にわたり実行されるウルバンバ(Urubamba)の交通ストライキですが、観光客が通行できるよう代替ルートが確保されました。
このストライキによりクスコからオリャンタイタンボに行くための通常のルートであるウルバンバを経由した道路は、ストライキの団体によりバリケードが築かれて通行止めになりました。
しかし、通常とは異なるイスクチャカ – ワロコンド – パチャル – オリャンタイタンボ(Izcuchaca – Huarocondo – Pachar – Ollantaytambo)という代替ルートは、国家警察により橋などの要所が守られ、観光バスなどの通行が可能でした。


また、この代替ルート以外にもマラス塩田・モライ遺跡方面からパウカルバンバを抜けて(Maras-Moray-Paucarbamba- Ollantaytambo)オリャンタイタンボを目指す車もありました。
このルートではパウカルバンバの道路が住民によって封鎖されており、観光バスはお金を払って通行を許可されたということです。
オリャンタイタンボまで到着した観光客は鉄道を使ってマチュピチュにアクセスすることができます。
いずれにしても今回のストライキには、別ルートでの迂回ができたということで、ストライキ自体の目的が果たせたのかどうかが分からないところです。
ストライキの主張がこれにより通らなかった場合に、さらに大規模なストライキが今後起こるかもしれません。