ペルーの富と誇りシリーズの1ソル硬貨を全部揃えました!

 

2010年から始まった「ペルーの富と誇り(Serie numismática Riqueza y orgullo del Perú)」シリーズの特別模様の1ソル硬貨。
このシリーズは、BCR(Banco Central de Reserva del Perú) がペルーの遺跡や文化をモチーフとしたさまざまな模様の1ソルを製造するというものです。
私も個人的にコレクションしてきましたが、最新コインも手に入りやっと全種類(全26種)を揃えることができました。
2016年9月に流通が開始された26番目のコインで、このシリーズは終了するということです。

参考サイト:  

コインは全部で26種類ありますが、一つ一つを紹介したいと思います。

1sol-01

1 Tumi de oro (Lambayeque) 2010年3月に発行

tumi-de-oro
「金のトゥミ」
インカの儀式用ナイフです。

 

2 Los Sarcófagos de Karajía 2010年7月に発行

los-sarcofagos-de-karajia

「カラヒアの石棺」
人の姿をした2,50mの粘土のカプセル、チャチャポヤス文化において葬式の守護神だったそうです。

 

3 La Estela de Raimondi (Ancash) 2010年11月に発行

la-estela-de-raimondi

「レイモンディの石碑」
高さ1,98m/幅74cmの花崗岩で出来た平板。
チャビン文化の神の象徴である顔が彫り込まれています。
人の形をしたネコ科の動物で、その手は杖をもっています。(手と足には鉤爪がある)

 

4 Las Chullpas de Sillustani (Puno) 2011年2月に発行

las-chullpas-de-sillustani

「シユスタニのチュルパス」
Chullpaとはケチュア語で、石で造られた墓を指します。
Collas族によって作られた神殿跡で、12mほどのものもあるそうです。
チュルパの中には、Collas族の要人たちのミイラが保存されていたとか。

 

5 El Monasterio de Santa Catalina (Arequipa) 2011年5月に発行

el-monasterio-de-santa-catalina

「サンタ・カタリーナ修道院」
石の噴水があるSocodober広場と、独居房の正面と、後方には修道院の円蓋が見えます。

 

 

1sol-02

 

6 Machu Picchu (Cusco) 2011年7月に発行

sub13

「マチュピチュ」
言わずと知れた世界の7不思議の一つですね。
これはなかなか手に入りませんが、もしお釣りなどでもらえたらラッキーです!

 

7 Gran Pajatén (San Martín) 2011年11月に発行

gran-pajaten

「グラン・パハテン」
座っている女性たちを模ったGran Pajaténの壁がモチーフ。

 

8. La Piedra de Saywite (Apurímac) 2012年3月に発行

la-piedra-de-saywite

「サイウィテの石」
様々な動物が彫り込まれたサイウィテの石がモチーフ。

 

9 La Fortaleza del Real Felipe (Callao) 2012年7月に発行

la-fortaleza-del-real-felipe

「フェリペ王の要塞」
大砲つきの要塞の王の塔。

 

10 El Templo del Sol Vilcashuamán (Ayacucho) 2012年10月に発行

el-templo-del-sol-vilcashuaman

「ビルカシュアマン・太陽の神殿」
ビルカシュアマン遺跡の太陽の神殿と、その上に建てられたバプテスト・ヨハネ教会。

 

1sol-03

 

11 Kuntur Wasi (Cajamarca) 2012年12月に発行

kuntur-wasi

「クントゥルワシ」
1946年に発見されたモノリス、人の脚をもったネコ科の動物がモチーフ。

 

 

12 El Templo Inca Huaytará (Huancavelica) 2013年3月に発行

el-templo-inca-huaytara

「インカ・ワイタラ神殿 」
インカ皇帝ユパンキ(パチャクテ)によって、15世紀に建てられたインカ・ワイタラ神殿。
加工した切り石の壁、台形の2重の壁龕(ニッチ)と3重の側柱が特徴。
コロニアル時代にはバプテスト・聖ヨハネの教会となり、インカ神殿のオリジナルのニッチを使用して、現在までミサが行われている。

 

13 El Templo de Kotosh (Huánuco) 2013年5月に発行

el-templo-de-kotosh

「コトシュ・交差した手の神殿」
コトシュの交差した手の神殿がモチーフ。

 

14 El Arte Textil Paracas (Ica) 2013年9月に発行

el-arte-textil-paracas

「パラカスの織物」
人間のような姿のパラカス文化の織物

 

15 El Complejo Arqueológico de Tunanmarca (Junín) 2013年11月に発行

el-complejo-arqueologico-de-tunanmarca

「トゥナンマルカ遺跡」
円形の家(チュルパ)の柱廊がモチーフ。

 

1sol-04

16 La Ciudad Sagrada de Caral (Lima) 2014年4月に発行

「カラルの聖なる街」
アメリカで最も古い街と言われるカラルの街の景色。円形の広場が特徴です。

 

17 La Huaca de la Luna (La Libertad) 2014年8月に発行

la-huaca-de-la-luna

「月の神殿」
上方には山の神、下方にはレリーフ画で覆われた古い神殿の壁があります。

 

18 El Antiguo Hotel Palace (Loreto) 2014年12月に発行

el-antiguo-hotel-palace

「旧パレスホテル」
イキトスにある、アールヌーボーデザインの豪華な建築物。
1910年代のゴム産業ラッシュの時に、とても重要な建築物だったそうです。

 

19 La Catedral de Lima (Lima) 2015年1月に発行

la-catedral-de-lima

「リマの聖堂」
1541年のリマの聖堂のモチーフ。

 

20 Los Petroglifos de Pusharo (Madre de Dios) 2015年3月

los-petroglifos-de-pusharo

「プシャロのぺトログリフ 」
マヌー国立公園内の岩にある、プシャロのぺトログリフ(岩面画)がモチーフ。

 

 

1sol-05

21 La Arquitectura Moqueguana (Moquegua) 2015年6月に発行

la-arquitectura-moqueguana

「モケグアの建築物」
モケグアの伝統的な建築、切妻屋根の家がモチーフ。

 

22 Sitio Arqueológico de Huarautambo (Pasco) 2015年11月に発行

sitio-arqueologico-de-huarautambo

「ワラウタンボ遺跡」
水路とインカの橋が特徴の遺跡です。

 

23 La Cerámica Vicús (Piura) 2015年12月に発行

la-ceramica-vicus

「ビクスのセラミック」
今日のピウラ県のアンデス地域で発展したビクス文化のセラミック。

 

24 La Zona Argueológica Cabeza de Vaca (Tumbes) 2016年4月に発行

la-zona-argueologica-cabeza-de-vaca

「雌牛の頭の遺跡 」
トゥンベス県にある、海岸地域の中心だった 「雌牛の頭」遺跡。

 

25 La Cerámica Shipibo-Konibo (Ucayali) 2016年7月に発行

la-ceramica-shipibo-konibo

「シピボーコニボのセラミック」
下方には人の姿の陶器が2体、バックに原住民の家が見えます。

 

26 Arco parabólico de Tacna (Tacna) 2016年9月に発行

arco-parabolico-de-tacna

「タクナのパラボラアーチ」
パラボラ(放射線型)アーチとタクナの聖堂がモチーフ。

 

どうだったでしょうか?
マチュピチュ以外にもたくさんの興味深い遺跡や建築や文化がまだまだペルーには沢山あるんです!
ペルー旅行で1ソル硬貨を受け取ったら、柄をチェックしてみてくださいね。
もしかしたら、ここに挙げた26種類のうちの一つかもしれませんよ!

 

 

 

2003年よりペルー在住。
スペイン語、ケチュア語を操る。
ペルーの文化・料理・音楽に詳しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。