マチュピチュに行ってきた!:マチュピチュ遺跡③太陽の神殿周辺

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前回は「太陽の神殿」を上から見られる場所までご紹介しましたが、今回はその続きとなります。
「太陽の神殿」と「インカの家」、「王女の宮殿」というマチュピチュの中でも高貴な人のための場所に入っていきます。

この辺りの場所は少し前のガイドブックやネットの情報だと、順路としてはもっと後に復路側から見ることになっていることが多いですが、現在はマチュピチュの順路が変わってしまい、復路からは見ることができません。
最近のマチュピチュ遺跡は各所に順路を見張る係員がいて、順路を逆に進むことができません。
この太陽の神殿周りの地区はかならず、往路からアクセスするようにしましょう。

 

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時間があるようなら、まず「インカの家」の一段下の部分まで下りてみましょう。
ガラスがかぶせてある穴があります。

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ここの中を覗くと、段々になっているマチュピチュの建築の基礎部分を見ることができます。
基礎部分にもしっかり石が組まれていることが分かりますね。
また土で覆われている床(道)の部分には小さめの石が敷き詰められていたことが分かります。
マチュピチュの建築の方法についてわかる興味深い場所です。
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このインカの家の下側には大きな木が一本そびえる広場があります。
この広場まで下りてしまうと、マチュピチュの出口に向かってしまうため、ここまで下りないでください。
ちょうど私が来た日は小雨が降った後、この広場に虹がかかりました。
写真にうっすらと写る虹が見えるでしょうか?雨季にマチュピチュを訪れると、こんな美しい光景を見ることができるかもしれません。
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さて、降りてきた階段を少し上に戻ってみると、太陽の神殿を真横から見ることができます。
横にある藁ぶきの建物は準備室と言われています。

この辺りから下の方向に16箇所の水汲み場(Las Fuentes Litúrgicas)があります。
(たくさんあるので全部を見る必要はないでしょう)

 

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石でテーブルが作ってある第2の水汲み場。
こういうテーブル(Mesa)は大体の場合、何かを置いていたと考えられているので、太陽の神殿の傍ということもあり、捧げものが置かれたのかもしれませんね?
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ここが「水の神殿」となぜか呼ばれている第3の水くみ場です。
横の石の四角い掘り込みが特徴的ですね。

 

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さて、先ほどの水汲み場の下に、大きな岩があり、太陽の神殿の正面側への入り口があります。

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これが「太陽の神殿」の正面です。
美しいカーブを描いた壁と日の出の方角を向いた窓が巨大な石の基礎の上に建っています。

下の部分の穴は歴代インカの墓という意味で「陵墓」(Tumba Real)と呼ばれています。
個人的には陵墓や御陵という表現は日本の天皇の墓を思わせるため、「王家の墓」と直訳した方がしっくりきます。
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画像を明るくして陵墓の中を見ると、自然の石の形を生かしたまま、その他の部分は石組みが施されており、インカのミイラを置いたであろう窪みが複数あります。
陵墓はロープが張っていて立ち入り禁止区域となっているので、遠くからじっくり観察しておきましょう。
マチュピチュで最も入り組んでおり、自然と人工が融合したインカらしい建築の代表ともいえる場所ですね。
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陵墓に向かって左側に進むと、女王の宮殿に通じる道があり、一枚岩の階段があります。
マチュピチュ内に数か所ある一枚岩の段々で、ここは場所からして階段として加工されたようですね。
王族のための場所と思われている一角に相応しい贅沢な階段だったのだと思われます。
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そして先の階段を上った場所にあるのが、「女王の宮殿」と呼ばれる場所です。
中は立ち入り禁止なので、入り口から覗いてみましょう。
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女王の宮殿の中を覗くと、これが2階建ての設計だったことが分かります。
左右に床板を渡すための出っ張りがありますね。
マチュピチュには2階建ての建築は数か所しかありません。
ここ以外にはコンドルの神殿の近くにあるのですが、作りの良さはこの女王の宮殿の方が遥かに勝っています。
この地区はマチュピチュ遺跡の中でもとりわけ石組みが丁寧に作られていますね。
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ちなみに女王の宮殿の入り口に向かって右には、太陽の神殿がすぐ近くに見えます。
ここが一番太陽の神殿を近くに見ることのできる場所ですね。
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女王の宮殿の向かって左側には門があります。
ここはマチュピチュ遺跡の居住区の正門と同じ様式で扉を取り付けるための穴があります。
左右の壁の作りの精巧さが大きく異なっているのも興味深いですね。
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先の門を出ると「触るな」と書いてある看板があり、その先には非常にきれいな石組みが続いています。
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見てください、このぴったり組み合わされた美しさを。
マチュピチュにおいて、ここより美しい石組はありません。
この太陽の神殿と女王の宮殿の区域がマチュピチュにおいて最も重要な場所だったことを物語っています。

 
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反対側から見るとこんな感じです。
角もぴったりと決まっていますね。
左側は太陽の神殿の入り口です。(立ち入り禁止)
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さて、太陽の神殿の階段を挟んで左側には「インカの家」(Casa del Inka)があります。
入り口には巨大な石が巧みに加工されて配置してあります。
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インカの家の入り口を内側から見ると、大きな石に不思議なでっぱりがあります。
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インカの家の内側はこんな感じです。
王女の宮殿と異なり広々しており、他の部屋と行き来できる狭い通路もあります。

 
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インカの家の奥には板状の岩が置かれた狭い通路があります。
この奥はトイレだったと言われていますが、現在立ち入り禁止となっています。
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部屋の中央には、不思議な形に加工された大岩が埋まっています。
皿状の場所には水を張ったのでしょうか。
天体観測に使用されたと言われますが、その実際は分かりません。

 

さて、これでマチュピチュの最初のハイライトである太陽の神殿地区を見ることができました。
次回の投稿ではマチュピチュの主神殿の地区をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

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